世界最高峰のブランド・グランドセイコーSBGA003~72時間パワーリザーブ~
最先端の技術によって全てのムーブメント、つまり時計の動力部分を自社で開発、設計し部品製造から、組立、調整、品質検査を一貫しています。
このことを「マニュファクチュール」といい、世界でも行っている会社は数少ないのです。
しかしだからこそ、セイコーは高精度の商品を提供することができます。
そのセイコーのフラッグシップブランドであるグランドセイコーが扱うSBGA003へのこだわりをご紹介しましょう。
・72時間パワーリザーブの実現
現在、私達の一般的な生活パターンは週休2日制であるといえます。
週末の2日間、つまり72時間時計を外しておいても、週明けの月曜日に再び使う際に確実に動き続けている必要があるのです。
そのため、72時間のパワーリザーブを実現することが開発開始当時からの目標でした。
腕時計のサイズを大きくすれば持続時間は長くなるのですが、日常で使うためには大きすぎると不便です。
そこで時計のサイズは適切なまま72時間のパワーリザーブを実現する他の手段として考えついたのが、エネルギーを徹底的に抑えることでした。
・エネルギーの省力化
エネルギーを抑えるためにとった方法は3つありました。
それが、「歯車の磨きと歯車軸部のコーティング技術」「超低電力駆動IC」「トライシンクロレギュレーターを支えるコイルの巻線技術」です。
まず「歯車の磨きと歯車軸部のコーティング技術」では、歯車の歯を「ぶなの木」を使って磨き上げることで、伝達効率を高めます。
ぶなの木を使うという方法は伝統的名方法ですが、とても有効です。
それに加えて、動力を伝達する部分には摩擦係数の小さい膜をコーティングするという最新の技術が組み込まれています。
伝統的な技法と最新技術を合わせることで歯車を回すエネルギーを抑えているのです。
次に「超低電力駆動IC」とは、IC技術の発展によるソーラーなどのシステムを取り入れることで、電力を最小限にします。
このおかげで、なんとLED電球のおよそ3億分の1の電力で時計を動かしているのです。
最後に「トライシンクロレギュレーターを支えるコイルの巻線技術」ですが、そもそも発電量はローターの回転スピード、磁石の強さ、コイル線の巻数の3つのかけ算で決まります。
そこでセイコー独自の技術を駆使して、コイルの巻き数を格段に増やしました。
そうすることで効率よく発電をすることができるのです。
セイコーの技術があるからこそ実現可能となった、72時間パワーリザーブ。
あなたもぜひこの技術を実際に体感してください。

