Grand Seiko(グランドセイコー)のクォーツ時計
時計を購入するときに気をつけて欲しいことの一つとして、内部のムーブメントの違いがあります。
腕時計は大きく分けて、ゼンマイで動く機械式時計と電池で動くクォーツ時計の2種類に分けることができます。
機械式時計はゼンマイで動く、昔ながらの時計です。
機械式時計は、耳に当てて見ると、「チチチ」とクォーツに比べて音が早くて大きく、時計を動かさずに放って置いておくと、2日もすれば動きが止まります。
そのため、精度でいくとクォーツ時計に劣ります。
対して、クォーツ時計は、電池と電子回路で動く時計です。
クォーツ時計は、針が1秒毎に進むのが特徴で、耳に当てるとチッ,チッと1秒毎に音がします。
このどちらのムーブメントにもいい点、悪い点あるので、「高精度を実現した機械式時計」または「電池もモーターも使用しないクォーツ式時計」の実現を長年、時計職人は望んでいました。
そんな夢のような時計を、グランドセイコーは生み出しました。
それがスプリングドライブです。
スプリングドライブは、機械式時計同様にぜんまいの解ける力を動力源としながら、調速機構はクォーツのメカニズムである水晶振動子からの正確な信号によって精度を制御しています。
まさに両者の良いところを取り入れたハイブリッドエンジンが、スプリングドライブなのです。
このスプリングドライブは、20年以上の開発期間を経て誕生しました。
これが実現できたのは、セイコーがメカニカルとクォーツの両方のムーブメントを部品製造から組立調整まで一貫して行っている世界でも稀な時計メーカーだったからです。
先端技術と匠の技を融合した時計づくりが、スプリングドライブ実現に大きく貢献しました。
このスプリングドライブを搭載した時計の代表作が、SBGC001です。
平均月差±15秒(日差±1秒相当)と、非常に性能が高いです。
スプリングドライブの魅力には十分にお伝えしたので、その他の魅力について紹介します。
このモデルで一番目が行くのが、大きなプッシュボタンです。
ロック機構がついており操作時にロックを回して使用します。
誤動作を防ぐ為の機構になります。大きいだけありスムーズにそしてしっかり感のあるスクリューロックです。
そのプッシュボタンですが、その押し加減が軽すぎるでもなく硬すぎるでもない、程よい程度になっています。
この程よいプッシュ具合にセイコーはこだわっています。
また、スモールダイヤルの配列も魅力的です。
左側にスモールセコンド、右側にはクロノグラフの表示、そしてシルバー色の針とブルー色の針で機能によって色を替えてそろえています。
一見見慣れない配列なので始めは違和感がありますが、合理的な配列なので数分で慣れてしまいます。
道具としての機能美の探求がここにもみられます。
いかがでしたか?
SBGC001、とてもおすすめです。
グランドセイコーのスプリングドライブへのこだわり、是非感じてみてください。
