ダイヤモンドの色ってどうして違うの?
ダイヤモンドに色が付く理由は明確に解明されていませんが、放射線によって、結晶の構造が変化して窒素やホウ素、水素といった不純物が混ざっていることは分かっています。
グリーンのダイヤモンドは、炭素分子が抜けることによって緑色になり、ピンクのダイヤモンドは、窒素の隣の炭素が欠けると、ピンクになります。
結晶構造の欠陥が可視光線のエネルギー範囲に合致する電子状態を作ると、可視光線は吸収されるのでカラーダイヤモンドが誕生します。
カラーダイヤモンドはナチュラルダイヤモンドとトリートメントダイヤモンドの2種類があります。
ナチュラルダイヤモンドは天然に色が付いたもので、トリートメントダイヤモンドはダイヤモンドは本物でも色は人工的に生成されたものです。
現在は放射線を当てたり分子構造を変えたりして色を変える技術があります。
放射線が与える人体の影響を気にする人もいますが、放射線処理を行ってもいつまでも残って影響を及ぼすことはないと分かっています。
そもそもカラーダイヤモンドが自然界で作られる時は、結晶が放射線と長時間接触しています。
自然の放射線と人工の放射線を見分けるのに分光光度計が使われますが、それでも判別できないこともあります。
特にブルー系やグリーン系のカラーダイヤモンドでは判別が難しいので、人工的に作られたからといって人体に害を及ぼすことはありません。
市場に出回っているカラーダイヤモンドには人口で色付けしているものもありますが、やはり天然の方が高いです。
ピンクダイヤモンドの産地はオーストラリアのアーガイルで、全ダイヤモンドの0.01%しか産出されません。
ナチュラルダイヤモンドが採れるのはロシアやブラジル、南アフリカなども挙げられますが、ダイヤモンドが1万個あってもナチュラルダイヤモンドは1個あるか無いかです。
希少価値が高いので産出量が比較的多いイエローダイヤモンドやブラウンダイヤモンドでも価格はトリートメントダイヤモンドより高くなります。
カラーダイヤモンドはGIAのカラーチャートに従って鑑定されていますが、ホワイトやブラウン、グレー、ブラックの4色はチャートに含まれていません。
ただしブラウンダイヤモンドは美しく色が付いていると、コニャックダイヤモンドと呼ばれ人気が高いです。
色の好き嫌いは個人によって異なるので、鑑定書で高い評価を得ているだけで選ぶより、実際に見て美しく映るダイヤモンドが良いです。

