グランドセイコーSBGE001モデルの特徴とは
国内高級時計として人気のグランドセイコーのSBGE001モデルには、大きく3つの特徴があります。
1つ目の特徴としては、動力源は他の機械式腕時計と同じゼンマイを使いつつ、ローターの回転運動を電気エネルギーに変換して、調速機構はクオーツ式時計と同じような制御を可能としています。
このセイコーオリジナルの動力源(キャリバー)であるスプリングドライブによって機械式ではかなりの高水準となる平均月差±15秒(日差±1秒相当)とゼンマイを最大に巻き上げた場合の稼動時間として約72時間を実現しています。
この72時間というのは、機械式ではあまりない持続時間で、使用するとその便利さが実感できます。金曜夜に外して、月曜の朝に着けてもゼンマイをまく必要がありません。
2つ目は、グランドセイコーで初めての採用の回転ベゼルを使用して、海外時間もすぐに知ることができるGMT表示機能を備えたことが挙げられます。
GMT機能とはやや太目の赤いGMT針と通常の短針を使って別々の時刻を表示するように時差の設定ができる機能で、旅行などで大活躍してくれます。
また黒の盤面に赤い針が映え、機能だけではなくデザインにもアクセントを付けて、時計の見た目の美しさを向上させる一因ともなっています。
回転べゼルとリング状にくり抜いたサファイアガラスとの組み合わせは、他のグランドセイコーよりも少し柔らかさを感じさせるデザインとなっています。
3つ目の特徴としては、グランドセイコーとしては久しぶりに登場した4時位置のリュ−ズ(操作つまみ)になります。
通常は3時位置に配置されることが多い腕時計ですが、44ミリとやや大きめなので、動きが多い場合手に飛び出ている部分が当ってしまいます。
その場合、屋外などでの活動では動きを妨げてしまうので、今回カジュアルにつけることもできるように、実用性を十分意識したデザインになっていると言えます。
以上の3つが大きなポイントになるかと思いますが、その他にも時計カレンダー運動の時差修正機能や、ゼンマイの残りのパワー量を知らせてくれるパワーリザーブ表示機能などが、実際に使用する場合、時計を止めてしまうことが減り大変便利です。
合わせてグランドセイコーシリーズに欠かせない、機械の正確性、時計針の鏡のような硬質美などはまちがいなく受け継がれているので、新しいものを取り入れて古き良き部分を無くしてしまうようなことはありません。
通常の3針GSに対して、カジュアルなフォルムなので休日用の一本を探している人には特に面白い時計だと思います。

