ボール・ウォッチのマイクロガスライトって何?
多くの時計には、蓄光塗料が使用されています。
これは、腕時計だけではなく掛け時計や置き時計にも使われているため、一度は目にしたことがある人も多いはずです。
蓄光塗料は太陽光や照明器具の光を吸収し、発光しています。
そのため、光が遮られた状態に置かれていた場合には、すぐには発光しないものです。
また、十分に光を蓄えたとしても、その効果が持続するのは3〜5時間程度と言われています。
これでは、いざという時に使用することが出来ない可能性があります。
それにひきかえ、ボールウォッチのマイクロガラスライトは電池の交換をしなくても、光を吸収しなくても光を発するという特徴があります。
そして、その期間は十年以上と長期にわたりますので、いつもは付けずに、遠出するときだけ…という方でも、すぐに光るので、いざという時に使用したいという人におすすめです。
マイクロガラスライトは純粋なトリチウムガスを安定した状態で密閉されています。
ミネラルガラスのチューブの内壁は蛍光物質でコーティングされており、これにトリチウムから発せられる電子が作用することにより発光するものです。
内側にコーディングする塗料の色の違いにより、発光する色にも違いがあります。
緑やオレンジ、青、黄色の4色の塗料から用途に応じて選ぶことが出来ますが、多くの場合は人間が最も識別しやすい光の色である緑が採用されていることが多いようです。
なお、マイクロガラスライトの光源となっているトリチウムは半減期が約12年です。
つまり、製造されてから約12年で光源パワーは半分まで落ち、その後も徐々に弱くなっていくわけです。
マイクロガラスライトについては、微小ではありますが20年程度は光を発し続けると言われていますが、保証期間はその限りではありません。
マイクロガラスの交換については、それ単体での交換は出来ません。
そのため、交換を希望するという場合には、マイクロガラスライトに取り付けられている文字盤・針一式を交換することになります。
交換に要する費用については、文字盤や針のタイプによって異なりますので、あらかじめ見積りを依頼するようにしましょう。
光で蓄光をしたり、電池を用いる必要が無いために、アウトドアシーンなど様々な環境であっても、常に正確な時間を知ることが出来るというメリットがあります。
なお、破損した場合でも、時計を着用した人が放射線にさらされるということはありませんし、着用し続けても放射線による影響が出るということはありません。

