機械式腕時計のゼンマイを巻く頻度は?
機械式腕時計は電池を使わず、ゼンマイを動力として動きます。
精度はクオーツ時計ほどではないものの、1日に±10秒程度の十分な精度です。
ゼンマイの巻き方には手巻き式と自動巻き式があります。
自動巻き式は腕の振りによって自動的にゼンマイが巻かれるのですが、手巻き式は自分でリューズを回してゼンマイを巻く必要があります(自動巻き式でもリューズが付いていて手動でゼンマイを巻けるモデルもあります)。
ゼンマイを巻く頻度ですが、毎日1回、出来るだけ決まった時間(出勤・通学前など)に巻き上げるのがベストです。
ゼンマイは毎日巻き上げた方が状態を良好に保つ事がでます。
手巻き式・自動巻き式にかかわらず、機械式腕時計はゼンマイが巻かれている状態の方が駆動力が保たれ、機械的に良い状態が続くのです。
また、時計内部の部品には潤滑油がさされているのですが、常に動いているほうが潤滑油が部品に適度に馴染んで、かえって長持ちするのです。
逆に、3か月以上着用しないで放置していると、潤滑油が凝固してしまい、本来の機能を発揮出来なくなってしまいます。
だからと言って、1日に2回も3回も巻くのは、逆にゼンマイの寿命を縮めてしまうことになってしまうので避けて下さい。
そして、「ゼンマイを毎日巻く」という行動を日課とすることで、ゼンマイの巻き忘れを防ぐことができます。
機械式腕時計は、ゼンマイを一杯に巻いた状態からでも、40時間ほどしか動き続けられません。
つまり、自動巻き式はともかく、手巻き式はゼンマイを巻くのをさぼっていると二日もしないうちに止まってしまうのです。
毎日ゼンマイを巻くクセを付けておかないと、時間を確認したい時に腕時計が止まっていて困ってしまう事にもなります。
ゼンマイを巻くとき、どのくらい巻くかという事も重要です。
フルで巻いてしまうとゼンマイに負担がかかってしまうような気もしますが、上記の理由から、ゼンマイはフルで巻き上げた方が良いです。
必ずフルで巻くようにすれば、1日に何回も巻かなくて済むようになりますし、毎日決まった時間にフルで巻き上げることで、時計の精度を安定させることもできます。
リューズを巻いていて、ギュッと重くなるのを感じたらフルで巻けた合図です。
また巻いた時に、リューズを何回回したかも覚えておくと、どのくらい巻けばいいかの目安になりますし、巻き過ぎを防ぐこともできます。
機械式腕時計を使う時は、「ゼンマイは、毎日決まった時間にフルで巻き上げる」ということを忘れないようにしてください。

