シチズンから誕生したCAMPANOLA(カンパノラ)
CAMPANOLA(カンパノラ)は、日本の時計メーカーであるシチズンの展開するブランドです。
高級時計メーカーというと、オメガやロレックスなど海外のメーカーを連想する方が多いでしょう。
ですから日本の時計メーカーに対しては、品質は良いがデザインがイマイチ、そして、高級時計としての認知度が低く、安価であるというイメージが強いように思います。
同様に日本メーカーであるシチズンに対しても、多くの方がこのようなにイメージを持たれているのではないでしょうか。
シチズンは、市民のための時計作りを信念に、リーズナブルな時計をずっと生産していたことと、機械式時計から撤退していたため、高級時計メーカーとしての認知はほとんどありませんでした。
しかし、同じ日本メーカーであるセイコーは、グランドセイコーやクレドールをはじめとする高級時計を展開し、海外でも高級時計として認知されています。
近年は高級時計ブームですから、シチズンもこういった高級時計のラインナップを揃える必要性が出てきました。
このような背景の下に、誕生したのがCAMPANOLA(カンパノラ)なのです。
この名前の由来は、ある伝説が関わっています。
イタリア南部カンパニア地方という地にノラという街があり、この街にある教会の鐘が、歴史上、初めて人々に時刻を知らせる為に鳴らされた鐘だという伝説があります。
ノラの街の人々は同じ時間を共有し、秩序正しく生活するようになったと言われており、それが全土に広まり、人々はこのカンパニア地方のノラの鐘を「カンパノラ・ベル」と呼んだのです。
この伝説に基づいてシチズンは、この時計の起源である鐘の名前をコレクション名に選び、シチズンの物づくりの思想「技術と美の融合」を具現化するために最高級の腕時計を作り上げました。
つまり、CAMPANOLA(カンパノラ)は「ステータスを遊ぶ」「時を愉しむ、日常を愉しむ、個性を愉しむ」をテーマに、先端技術や「匠の技」を生かす独創的な世界感の演出を特徴とするウオッチブランドとして2000年にデビューしたのです。
カンパノラは、シチズンの最先端の技術に、「宙空の美」と呼ばれる重層的で建築的な構造を持ち、芸術性も高い匠の技による装飾を施した文字盤を融合させ、時を知るための道具に留まらない独創的な時計を常に発表し、人々を魅了しています。
日本メーカーシチズンの展開する、カンパノラ。
日本人として、高級海外時計メーカーもいいかもしれませんが、日本の時計メーカーに目を向けてみてもいいのではないでしょうか。
きっと、そこには日本人ならではの繊細な技がたくさん詰まっています。

